バッカス講談 家元
じんのひろあきHP
映画、演劇、ゲームのモーションキャプチャ、漫画原作、アニメの脚本、コンサートの演出
などなど、手広く節操なくやってきましたが、
この春から
AIによる画像生成を
怒濤のごとく始めました。
AI画像生成による写真集一覧
『愛よりいでて愛より愛し』
Cyberpunk百合写真集第一弾、AIによる画像生成の右も左もわかないけど、とりあえず、やったらできた。かなりいいのができた、これは向いているのではと確信した一冊。なぜかドイツで評判がいい。
『愛よりいでて愛より愛し2』
Cyberpunk百合写真集第2弾。本当にこれは初期の作品集なんだけど、映画でもなんでも最初の創作物になにもかも詰まっているもので、これ以降のものはこれのバリエーションでしかないことを、時々これを読み直してみると痛感します。ここで実はもう完成している。やりたいこと、なにに美を感じるのか、そして、技術の限界もすでにこの中にあるものなのです。
『愛よりいでて愛より愛し3』
Cyberpunk百合写真集第3弾 。これはミッドジャーニーで作ったのですが、ミッドジャーニーはそもそも、いくつかの禁忌事項があり、宗教、ポルノ、人種差別などのワードがプロンプトに入っているとはじかれてしまいます。最近だとトランプ元大統領のフェイク画像が世の中を騒がしたということもあり、歴代の大統領の名前が入っているプロンプトもはじかれてしまうようです。この『愛より』はキス寸前の画像ばかりですが、同性がキスしているというのはどうやらダメらしいのです。『リップオンリップ』とか他の表現にしてみたり、様々やってはみたもののこれが限界でした。でも、こうやって完成してみると、このほうが品があって良かったのかもしれない、と思っています。規制や制約という壁は蹴ってより高く飛ぶために使うべきだと改めて感じた次第です。
『AV短歌(これは現代美術です 改題)』
成人向けです。18歳以下の方はごらんいただけません。じんのひろあきが2023年になって始めた短歌の第一歌集。ネットの中からAVのセールス文、レビューなどの言葉を拾い集め、それをエクセルで並べ替え、さも意味があるように構成したリミックス短歌1200首の短歌に自らが解説をつけた400字詰め800枚の超大作。コロナ禍も終焉が見えてきて、おそらくこれが最後の道楽で、コロナ明けたらなにかしら猛烈に働くことになるだろうという予感はあったんです。chatGPTも使い始めた頃でしたしね。しかし、その猛烈に働くことになるのが、AIによる画像生成の作業であるとは夢にも思いませんでした。もしかしたら、私が言葉を扱った最後の作品かもしれません。
『Like Tears in Rain: R.I.P.Nexus-6』
これも初期の作品集で、コンセプトは映画『ブレードランナー』のファンアートをAIで作れないものか、というものでした。『ブレードランナー』をご覧になった方はわかると思いますが、あの映画の中にでてくる、レプリカントという労働用アンドロイドは、人間に対して反乱を起こすことのセイフティとして寿命が四年に限られていました。そこで、この写真集はその四年の寿命がつきたレプリカント達が、あらゆるところで行き倒れ、死んでいるところを描写した写真集です。タイトルになっているのは『ブレードランナー』においてのボスキャラであるレプリカントが最後に語る独白の一部です。四年間を生きた記憶はやがてなくなる、雨の中の涙のように。
『これはきゅびずむのえほんです』
chatGPTのおかげである程度の文章を書くのは難しいことではなくなりました。2023年の初夏の段階でもう相当なものですから、やがてかなりのことを代わりにやってくれるようになるでしょう。でも、例えば絵を認識して、誤読するというところまで行くには、もうしばらくかかるのではと思います。この絵本はそんな「まだAIができないことをAIを使ってやる」ということを目的として作られました。
『アリスインワンダーランド3』
第三弾。暖炉とか蝋燭とかをフィーチャーするようになったのですが、宮崎アニメが結局、『魔女の宅急便』やら『ハウル』やらでも、ヨーロッパ風にしないとこういうフィクションの世界が成立しないというのは、なんなんでしょうかね。そして、そういうデコレーションをしたとたんに、いきなりなじむ。我々はいったい何を刷り込まれているのやら。
『アリスインワンダーランド4』
赤が追加され、白が追加されます。そして、薔薇。これはプロンプトの段階では、赤の生花はもちろん、黒の朽ちた薔薇とか、散った薔薇とかも加えてあるのですが、なかなか画面に反映させてくれません。日常的なものの画像から生成していくものなのか。黒の薔薇が登場するのはもっと後の巻ですが、この時点で呪文には追加してあるフレーズなのです。
『アリスインワンダーランド5』
時計もこういう世界には重要なアイテムですね。数あっても良い、というか数あった方が雰囲気が出る。そして、その針が何時をさしていてもあまり関係がない。しかし、これがデジタルで数字が背景にあるとまた世界が違ってくる。では、他になにを追加すれば、密度が増すものなのか。歯車などもプロンプトには入れてあるのですが、露骨に出ると違う、となる。微妙なものです。
『アリスインワンダーランド6』
この猫の耳は指定していないんですよ、実は。勝手にAIがつけてくれている。しかもものすごく良い感じの耳をその時に応じていろんなバリエーションで見せてくれる。そして、どんなに抽象的であっても、具体的でリアルであっても、耳をつけた時点で、明らかにたたずまいに異化効果が生まれ、人と人ではないキャラクターの狭間のなにかとなるのです。
『アリスインワンダーランド7』
黒と赤でどこまでバリエーションを出していけるのか、というのが一つの私の大いなる目標ではあるのですが、それは白や次の巻のパープルなどを入れていっても成立するものなので、次第にこのあたりから、それ以外の色が混じってくることになります。そして、不思議なもので色によってAIは素材そのものを変えてくるものなのです。
『アリスインワンダーランド8』
二十代の後半、映画の脚本で生活ができるようになったので、午前中は木炭デッサンを習いにいきました。その時の絵の先生とは今でも親しくさせてもらっているのですが、その先生曰く「目の焦点が合っていない女性が本当に好きなんだねえ」。言われてみれば、本当にそうなんです。どこを見ているかわからない目をしている画像をついつい選んでは、トリミングしている自分がいる。目の焦点が合っていない女性の顔なら何時間でもぼんやりと見ていられる。目の焦点が合っていないフェチ。というのは私以外にいらっしゃるものなのか。
『ブラックアリスインワンダーランド13』
第13弾。13の文字の色をこれにして、表紙の真ん中にもってきたのは、この写真の彼女の表情をどうしたら生かせるか、を考えてのことでした。ホラーぽい感じになっていますが、ゴシックホラーのテイストをやる、というのもこの『アリスインワンダーランド』の一つの目的であったりもします。
『ブラックアリスインワンダーランド14』
さて14弾。写真集のレイアウトも、映画のカット割りと同じように、似たアングルやサイズが続くと飽きてしまうものですが、この写真集を見るのはおそらくスマホであることを考えると、あまりアリスを小さくしてしまうのもどうかと思いながらも、全体の画として、背景の美術をAIががんばってくれているので、なんとかロングショットで見せたい、というせめぎあいの日々です。それと例えば、画像を回転させて、水平ではないエキセントリックな画を作ることもできるのですが、そういうアヴァンギャルドなフレーミングがこの世界に合っているのか、というのも、まだよくわかっていません。やがてそういう画も登場してくるかと思いますが、おそらくそれはパート45とか、そのあたりになるのではないでしょうかね。
『造反』じんのひろあき メカニカルデザイン集
これはミッドジャーニーで作成した画像で、こういったメカに関してはびっくりするほどStable Diffusionはダメなんですよ。私が書き方の勘所をつかんでいないからなのか、いきなりMXテレビでやるような低予算のヒーロー物のような画像を平気で出してくる。それに対してミッドジャーニーは細かく指示しなくとも、驚くほど精密な画像があがってくる。これはここに並んでいるボンテージ女の子の生成に飽きた時に、ちょっとずつ生成していたロボットやモビルスーツのようなものなのですが、気がつくと一冊分くらいの量になっていて、とりあえず、まとめて本にしてみました。フェイスブックのAIアートのグループに投稿したところ、すごい数の良いねがついて、なにより驚いたのは本人でした。
『愛しきO嬢の物語 4』英語版
『愛しきO嬢の物語 5』英語版
コロナ禍の2021年11月
映画の企画・脚本家・映画監督・演出家
じんのひろあきが家元となり
酒神乃という講談の一門会を開いた
HIROAKI JINNO is a Japanese film director, screenwriter, stage director, playwright, conceptual designer, motion capture director, comic book author, and part-time lecturer at a university. He studied under film director Mamoru Oshii ("Ghost in the Shell") during his university days. His foray into the world of film began with the art direction of the live-action film "Red Spectacles," which served as the basis for the Korean film adaptation "JIN-ROH." His screenplay was recognized and selected by film director Sōgo Ishii ("Burst City") in a screenplay competition. He provided a screenplay to director Shusuke Kaneko ("Gamera: Guardian of the Universe") and made his debut as a screenwriter in the Roman Porno film "Last Cabaret," which won him the Kameari Film Festival Screenplay Award. He also contributed screenplays to films directed by Hiroki Ryuichi, Kurosawa Kiyoshi, Ichikawa Jun, and Nakahara Shun. His screenplay adaptation of Akiyuki Yoshida's manga, "The Cherry Orchard," which portrays same-sex relationships within a high school theater club performing Anton Chekhov's play, won him the Japan Academy Prize for Best Screenplay, the Yokohama Film Festival Screenplay Award, and the Kinema Junpo Screenplay Award. He served as the motion capture director for Sega's game "Shenmue I & II," capturing the motions for action, drama, and events. He also worked on the opening sequence for Capcom's "Devil May Cry 2." Since April 2020, he has been the program supervisor for Micro Theater Bacchus, a cinema in Koenji, Tokyo. Starting from May 2023, he began selling photo collections on Kindle using AI illustration software. You can contact at
[email protected].
じんのひろあきWORKS
映画
演劇
アニメ
漫画
ゲーム
短歌
その他の大事なもの
写真など
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新八犬伝全128席
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全128話
講談ってそもそも、娯楽のなかった時代に仕事が終わった庶民が
毎日、講釈場というところへ行き、新作を聞いていた
まあ、今で言う連ドラを毎日見るとか、Netflixのお好みの配信を見るとか
そんな感じだったらしい
それをバッカス講談 酒神乃一門が復活させてみよかと
てなわけで、酒神乃 青木清四郎がお届けいたします
定席 講釈場 高円寺シアターバッカス
JR高円寺駅北口から純情商店街の中へ、徒歩三分
コロナ禍を乗り越えるための文化芸術活動の充実支援事業 に採択されました
事業の概要
新型コロナウィルスにより、文化芸術活動の自粛を余儀なくされた文化芸術関係団体において、感染対策を十分に実施した上で、積極的に公演等を開催し、文化芸術振興の幅広い担い手を巻き込みつつ、「新たな日常」ウイズコロナ時代における新しい文化芸術活動のイノベーションを図るとともに、活動の持続可能性の強化に資する取り組みを支援します。
対象となる活動
不特定多数の者に公開する公演や展示等の活動を行い、チケット収入等を上げることを前提とした積極的な活動を対象とします。
本事業では公演等を実施する団体を支援することにより、そこからフリーランスや個人の方にも支援が届くことを意図しています。
酒神乃 一門 とは
そもそも、家元のじんのひろあきが東京は杉並区高円寺の純情商店街の中にある映画館、マイクロシアター・シアターバッカスのスーパーバイザーを務め、上映映画のプログラムの相談、映写技師、掃除、電話番などをやっているうちに「空いている時間に講談をやろう」と思い立ったのがはじまり、はじまり……
バッカスとは酒の神さまのこと。
酒の神という名の映画館で生まれた講談だから、
酒神の講談。
そして、じんのひろあきは漢字で書くと神野であり、このじんの講談、酒じんの講談でもあるので
酒神乃
と命名されたという。
命名したのはじんのひろあきではありますが……
家元 じんのひろあき
1984年に映画監督押井守の元に押しかけ実写映画『紅い眼鏡』の美術を担当し映画デビューを果たす。
ディレクターズカンパニーシナリオコンクールにて石井聰亙監督に推されて入選。
金子修介監督作ロマンポルノ『ラストキャバレー』で脚本家デビュー、同作で。
●亀有映画祭脚本賞受賞。
市川準、廣木隆一、黒沢清、石井聰亙監督らに脚本を提供。
吉田秋生原作、中原俊監督作『櫻の園』の脚本にて
●キネマ旬報脚本賞
●日本アカデミー賞優秀脚本賞
●ヨコハマ映画祭脚本賞受賞。
●岸田戯曲賞二度ノミネート。
週刊ビックコミックスピリッツにて漫画『ラブレター』の原作担当。
コミックス4巻10万部発売。
セガドリームキャスト『シェンムー』モーションキャプチャリングディレクター。
●東北新社アニメ企画大賞大賞受賞。
他、タカラの『リカちゃん』『ガチャピン』『忍たま乱郎』の脚本なども手がける。
コロナ禍において、突如、講談を始め家元を名乗る。
酒神乃 青木清四郎
1983生 山形大学教育学部を卒業後12年間小劇場の劇団員となり主役をいくつか勤めて、退団。家元のじんのひろあきに声をかけられ、中央線、高円寺にあるマイクロ映画館を拠点とする酒神乃の一門の講釈師となる。2021年冬には二か月で20作品の新作講談を口演。趣味はウクレレ弾き語り。レパートリーは400曲を越える。
シアターバッカスについて詳しくは下記のホームページから
高円寺シアターバッカス | マイクロシアターで映画を見よう (bacchus-tokyo.com)
東京都杉並区高円寺北2丁目21−6 レインボービル 3F